夫は浮気をして妻を苦しめてやろうとはこれっぽっちも思っていません。
夫が浮気をした事で苦しんでいる妻は、世の中にビックリするほど沢山います。
でも『妻を苦しめてやる為に浮気をしているんだ』という夫はほぼ100%に近いぐらい、いないと思います。
私を死ぬほど辛い目に遭わせたくせに、そんなわけないでしょ!?と思うかも知れませんが、客観的に考えてみると『妻を苦しめたい』と思ったら、全然違う方法をとるはずです。
夫が浮気をした事で、私は地獄のような日々を過ごしました。
浮気が発覚してからも、すぐには別れられず、少なくとも7ヶ月間は、ほぼ毎日浮気相手の所へ出かけていくのを分かっていて泣きながら見送っていました。
夫が浮気をしたのは、自分の欲求を満たす為でした。
欲求とは性欲の事です。
そして、発覚してからも続けていたのは、その相手との間に金銭と会社での立場がからむ複雑な事情に巻き込まれて、すぐに突き放す事ができなかったからです。
全ては夫自身の問題であり、決して浮気をして女房を苦しめてやろうなんて考えていませんでした。
夫が浮気をして「辛い」「苦しい」と思うのは、自分の心です。
何事においてもそうですが、どう思うかどう感じるかは全て自分の心ですよね。
愛する夫が他の女と付き合っていたというのは、私にとって屈辱であり裏切り行為です。
でも夫にしてみたら、私に屈辱感を与えてやろうなんてこれっぽっちも思っていませんでした。
バレるつもりも無かったので、バレなければ裏切る事も無いと思っていたはずです。
子供がわざと花瓶を割ったとします。
それは花瓶を割ったらどんな音がするか、どんな壊れ方をするかを体験してみたかっただけで、決してママを怒らせて辛い目に遭わせようなんて思ってなかったはずです。
それと同じだと思います。
だから、結果的には辛い思いをしたとしても、辛い思いをさせる為にしたわけでは無いと考えると、夫婦再構築に役立つのではと思います。