家庭があって、配偶者以外の人と男女のお付き合いをするのが不倫です。
ちゃんと家庭があるのになぜ他に異性を求めるのか、その特徴と性格についてお伝えしようと思います。
特徴
愛に飢えている
幼少期に親から充分な愛を受け取れなかった人は愛に飢えています。
自分では自覚症状が無くても、心のどこかにその足らない部分が付いて回ります。
心を満たす方法は人それぞれです。
グループの中で常に目立つ存在でい続ける、自分をわかってくれる人をそばに置く、あるいはストレートに異性との恋愛を常にしている、など様々です。
結婚するまでは恋愛を充分に楽しみ、愛を確認することができても、いざ実際に結婚生活が始まると愛情の部分が薄れたり削られたりします。
家庭の中で孤立したり否定したりされる事が繰り返されると、自分に自信が持てなくなり、次第に居場所が無くなる感じがします。
学生時代は違った方法で解決する事ができても、社会人になり家庭を持つと交友の幅も狭まり、自分をアピールする機会も減ります。
これらの事が、愛情不足の人にとっては、そうでない人よりも、より強く感じます。
性格
基本的に寂しがりや
特徴に比例して、愛情不足の人が感じやすいのは寂しいという気持ちです。いわゆる孤独感です。
こちらも自覚はないかも知れませんが、愛を受けていないと不安になったりもします。
常に1番に気にかけて欲しいし、一人ぼっちは嫌いです。
一人ぼっちというのは、物理的な事ではなく精神的な事の場合も多いです。
愛情不足や寂しさを埋めてくれる存在
家庭の中で居場所を失い(実際には失ったように感じる)自分の価値を見出せなくなった時、そんな自分に興味を持ち、共感してくれる人がいたらとても嬉しいです。
それが不倫相手です。
不倫相手は、心の隙間を埋めてくれて、自尊心を保つことの手助けをしてくれます。
自分に自信が付きます。
愛情不足や寂しがりやの人は、自分を大切にしてくれる人を、より大切にしてあげたいという気持ちになります。
だから、不倫相手には優しくマメになれるのです。
そして手放したくないと思っています。
罪悪感は無いのか
自分の心を満たすための不倫に対して罪悪感は無いのか、と問われると、おそらくほとんど無いです。
不倫によって自分が活き活きと過ごせて、自信を持って生活できていると感じる事に対して満足しています。
頭の中はこの幸せをどう維持していこうかという事が大半を占めていて、罪の意識が薄いのが現状です。
反省しているとか、配偶者を傷付けて後悔しているといった感情は、バレた後の配偶者やまわりの人間の態度を見てようやく出てくる気持ちです。
それまではおそらく『バレなければ全てが上手くいっている。』と思っているはずです。
初めから不倫をして配偶者を困らせてやろうと思っている人はいません。
このような精神的背景を抱えた人が、ちょっとしたきっかけで不倫に走るのです。