夫の浮気相手の事を汚い言葉で罵ると自分の品位も下がる

不倫相手のこと
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夫が浮気をした事を知ってしまうと、言葉では言い表せない辛さと怒りが込み上げてきますよね。

当事者達を許す事など容易にはできません。

夫との会話の中で、あるいは1人で考えている時、浮気相手の事をどう表現していますか?

あの人
あちらさん
例の女
○○(相手の姓名)
あいつ
クソ女
虚言癖

これらは私が実際に使ったり思ったりした相手の呼び名です。

私は夫の浮気を知ってから、夫婦再構築を目指してきました。

でも夫と浮気相手が綺麗さっぱり切れるまで、11ヶ月かかりました。

相手の事が憎いに決まっています。
でも当初、同情を買うような出来事ばかりあり、かわいそうな立場の彼女を悪く言えない状況でした。なので相手の事を○○さん(相手の姓名)とか、あちらさんと呼んでいました。

ところが、そのかわいそうな出来事が全て大嘘だったとわかり、夫が別れを決意してからは、一瞬クソ女とか虚言癖という呼び方に変わりました。しかしそう呼ぶのも夫が別れた後だったし、さほど長い期間ではありませんでした。

今ではほとんど会話に上ることもありませんので、夫の元不倫相手を表現する言葉も言わなくなりました。

今思えば、理由は何にせよ、浮気されていながらも相手の事をボロクソに言わなくて良かったと思っています。

なぜなら、夫とこれから仲良くやっていくには夫の事を理解してあげなくてはいけません。

浮気をしたのもそれなりの理由があり、夫が認めた人です。

そんな相手の事をボロクソに言う私を夫が尊敬して認めてくれるでしょうか。

私は最初から、できるだけ自分の中に浮気相手を持ち込みたくありませんでした。

既婚者に手を付けるような低俗な人間と同じ土俵に立ちたくなかったからです。

全てに於いて自分より立場が下と思っていたので、逆に哀れでした。

何より、浮気相手を蔑めば蔑むほど、夫の価値を下げ、そんな夫と再構築していく自分の品位も下げる気がしました。

ただ、私に直接関わる事をしでかした時と、夫を含め家族まで窮地に立たせた大嘘をついた事を暴いた後は、さすがに罵りました。

今となっては、夫の浮気中に相手をこき下ろさなくて良かったと思っています。

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