夫が不倫から完全に抜け出して1年2ヶ月が経ちました。
こうして数字に書いてみると、まだたったの1年2ヶ月なんだ、という気持ちです。
つまり1年3ヶ月前はまだ苦しんでいたということになります。
今はそんな気持ちもすっかり薄れ、冷静に振り返ることができます。
この1年2ヶ月の間、夫にやましい所は一つも無く、純粋に2人の関係は良い状態をキープしています。
なのであの当時の出来事も笑い話にできます。
先日、ふとした話しの流れから、今は幸せで楽しいね、という会話になりました。
私はあえて水を差すように「昔も楽しかったでしょ?女と付き合ってた頃も相当楽しかったんじゃないの?」とチクリと嫌味を言いました。
しかし夫は首を横に振り、「全然楽しくなかった。」と言いました。
夫の不倫の場合、相手女が夫を引き留めようと世にも恐ろしい嘘をついたがために窮地に立たされ、その女を守り言う事に従うしか道が無い状態でした。
洗脳されてたんですね。
その嘘を暴いたのは私です。
それ以降二人の縁は途絶えました。
自分が撒いた種とはいえ、出来心でハマってしまった不倫沼に苦しんだわけです。
不倫はされたらもちろん嫌だけど、その相手の女といえばただ単に不倫だけしてればいいものを、夫や私達家族を巻き込んで恐怖に陥れた行為は決して許される事ではありません。犯罪です。
そんなすったもんだがあったけど、私は水に流し夫婦再構築の道を選んだわけです。
「許してあげたんだから感謝してよ〜!笑」と冗談交じりに夫に言ってやりました。
(押し付けがましくする気はないんですけどね。)
「もちろん感謝している。」と言う夫。
そして、「(不倫は)俺の人生の汚点だ。」
とボソッと言いました。
実際不倫していた頃は、どこかに出かければ楽しかっただろうし、ワクワクもしたでしょう。
でも別れてしまうと不思議なことに、嫌な思い出しか残りません。
不倫ってそういうものです。
家族を裏切ったり、誰かを傷付ける生き方をしていて、幸せ(な気持ち)にはなれないという事ですね。
それは相手の女にも言える事です。
しかし夫はいろいろあったけど、相手の女の事をあまり悪くは言いませんでした。
庇っているわけではなく、全て自分が悪いと。
だから汚点なんでしょうね。
(何事においても言える事ですが、人のせいにする人は自分の行動に責任が持てない人です。)